ロンドン・パリコレ特集 自然災害にパンデミック、不安渦巻く社会にファッションが放つメッセージとは|WWD JAPAN Vol.2129

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 「WWDジャパン」3月16日号は2020-21年秋冬ロンドン&パリコレ特集です。新型コロナウイルスが感染拡大する最中に開かれたパリ・ファッション・ウイークでは、デザインはシンプルでエレガントな傾向が強まり、だからこそ、その背景にあるメッセージやムードの重要性が際立ったシーズンとなりました。ニュース面では、3月11日にWHO(世界保健機関)が「パンデミック(世界的な大流行)」宣言をした新型コロナウイルスの影響と見通しについて、小売り・ブランド企業37社に調査。店頭販売への影響や4月以降の影響と対策などについて聞きました。また、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の立役者でゴールドウインの次期社長に就任する渡辺貴生・副社長に、好調の同社をどう導いていくのか、また同氏が掲げる“10年構想”についてインタビューしました。さらに、世界屈指の高級ショッピングエリア、ニューヨーク五番街(5th Avenue)の賃料下落についても解説します。

 パリコレのメッセージやムードで顕著だったのは、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「マリーン セル(MARINE SERRE)」が打ち出した、地球温暖化による自然災害の増加や紛争、移民問題などさまざまな課題を抱える時代を反映したダークなムード。一見終末的ですが、環境への警鐘だけでなく、今と向き合い乗り越えていくという確固とした強さもありました。一方で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」など、“つながり”や“愛”を軸に未来への希望を明るく表現するブランドも目を引きました。この二大ムードをリアルに落とし込むと、どういったアイテムやデザインになるかについても紹介しています。

 そのほか、「ロエベ(LOEWE)」「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」など新しい服の形を模索し続けるブランドのレビューや、パリコレ取材チームが心を動かされた「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NIMOMIYA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「セリーヌ(CELINE)」など“わが道”を走るブランドも記者による鼎談形式で紹介します。

 さらに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出始めた中で、パリに出張した坂井佳奈子エル・コンテンツ部総編集長や、柴田麻衣子リステア執行役員 クリエイティブ・ディレクターら、日本の業界人10人に良かったブランドや気になったムードから、実際パリに来て感じたことまでリアルな意見を聞きました。そのほかパリコレ期間中に開かれた「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」セミファイナリストのプレゼンテーションから展望する今後のファッション業界の動向や、新作バッグとシューズの三大傾向にも触れています。

 ロンドンコレ特集では、新型コロナウイルスの感染拡大やブレグジット(英国のEU離脱)の影響下で開催されたロンドン・ファッション・ウイークを、7つの質問で紹介。ロンドンの目玉ブランドが打ち出したキーワードや今旬な若手ブランド、サステナビリティへの取り組みなどを紹介しています。

 ファッションパトロールでは、パリ・ファッション・ウイークに殴り込んできたカニエ・ウェスト(Kanye West)によるカオスな「イージー(YEEZY)」シーズン8の模様をリポート。ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)がロンドンコレのプレゼンテーションで色男ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)の釈放を訴えたことの真相についても触れています。

COVER CREDIT
PHOTOS : KIM WESTON ARNOLD, COURTESY OF BALENCIAGA

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